手元供養のために

手許供養とは中世、近代の「両墓制」が源です。
「埋め墓」と「参り墓」、昔は村から遠く離れたところに遺体を葬りました。
楢山節考などと言う老婆を山に捨てに行く話がありました。
鎌倉などの深い山にも「やぐら」と呼ぶ遺骨の洞穴があります。

当時は、そんなに簡単に、その葬ったところに行けません。
土葬であった時代は余計にそうです。
そしてお参りは、自分の村とか、自分の屋敷でできるように「参り墓」を作りました。
それが更に進んで、お仏壇という箱ものの「参り箱」をつくりました。
だれのアイディアでしょうか。その証拠に仏壇の「壇」とは泥饅頭の意味なのです。
「仏」=遺体、の入った泥で作った丸い小さな山、なのです。

しかし、現代の2DK時代では、仏壇を安置する仏間もありません。
仏壇を置く場所スペースもありません。
インテリアといても不似合いです。仏教離れも進んでいます。
戒名の無い時代、位牌も無い家がたくさんあります。

新しいお手許供養が求められています。
こうしたモニュメントのインテリアは外国では、とても進んでいます。
何か優勝カップを思わせるような、素晴らしいモニュメントを、飾り棚などに飾ってあるのを見かけます。
十字架がありますから、とてもカッコは素晴らしいデザインです。

故人の写真額を中心にインテリアを飾る。
こうした方法は極く一般的ですね。
この写真額の裏にほんの僅か3g程度の遺骨粉を紙に包んでセットする、という方法などがあります。
額は1000円からあります。
メモリアル・モニュメントは1万円~10万円~30万円~100万円と沢山あります。

お仏壇からメモリアルの時代は急激に進むでしょう。
お墓は墓石墓から自然回帰に進むでしょう。
現代の大きな大きなトレンド(流れ)です。

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