彼岸とはあっちの世界、つまりこの世の煩悩を脱した向こうの世界。
純粋で汚れが無い土の地「極楽浄土」をいいます。
期日は春秋の春分、秋分の日の前後3日を言います。
ぼた餅(牡丹餅)、おはぎ(萩餅)を食べて祝います。
春のお彼岸は牡丹餅、秋のお彼岸はお萩です。牡丹と萩、春秋です。
彼岸の法要の始まりは、1200年前、諸国の国分寺の僧侶たちが彼岸法要と称し、
お墓の掃除をしたことから始まります。
現代は彼岸とは、葬送のお墓業者の販売週間になっています。
国民としては春分の日、秋分の日と言い、
冬から春を分ける日。夏から秋に分ける日。つまり季節の変わり目を言います。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があります。
こうしたことから「お彼岸の墓参り」が始まったのです。
そんなに深い意味はありません。
人が亡くなりますと、その時は悲しいことです。
しかし時間は悲しさを柔らげ、忘れさせてくれます。
お墓参りもだんだん行くことが少なくなります。
毎月お墓参りに行っていた人が、一年に一回になり、二年に一回になったりします。
「せめてお彼岸には、大事な人に逢いに行きましょう」と言う日なのです。
それがマナーです。
お花、と水やり、お線香を上げましょう。これは仏式です。お彼岸も仏式です。
日本人はいったいどうすれば良いのでしょう。
仏教徒でも無い。しかし生活習慣や国民文化としては、仏教がちょこちょこっと残っています。
現代の生活観は無宗教。
何か中途半端なカタチです。日本人の残るところは「自然回帰の宗教観」ではないでしょうか。
それで良いのだと思います。
日本人の意識調査でも『自然回帰』が圧倒的に多くなっています。
純粋に民族宗教に無かった国。国家神道を押し付けられた国。
逆に考えると、日本は、それが良いことだったのではないでしょうか。
日本の民族宗教は原始神道で言う『八百万之神』(やお よろずのかみ)、
全ての自然に神宿るでしょうか。
宇宙からの生命の根源を地球へ、そして地球の自然から生を受けて、
人としての営みが終わったら、元の自然の土に還る自然回帰の『還土』。
それが輪廻転生です。
また、次の命が誕生してこれを繰り返す。
個人はバトンを次の子孫などに渡すことです。
人と言う『類』は永遠に滅びません。
新時代のお墓の形
散骨植樹園の花の木ガーデン
お墓に関する一般常識やマナーをご説明します。