| 学歴 |
天台宗系 駒込学園中等部/高等部 |
|---|---|
| 職歴 |
大丸東京店 |
| 賞 |
第一回『東京都産業技術大賞』優秀賞受賞(1999) |
| 著作 | 旧約聖書簡易版「猫ちゃんの面白聖書の話」。 多摩美ケ丘青春ラプソディ。 他ゴースト作家。 |
私のやって来た仕事の根幹は何かと申しますと、「マーケティングとマーチャンダイジング」です。わかり易く日本語に直すと、こうなります。
「今、市民は何を問題にして、何を望んでいるのか?そして、その答えになる商品を創る」。と言うことでした。
その総括的な私の仕事が、この「花の木ガーデン」なのです。
「神」と言う概念は、人間の営みの根源です。言語の始まりは「神」の存在を形にすることから始まりました。
古代中国での漢字、日本漢字の神の始まり「霊」も、キリスト教の聖書で言う「はじめに言葉ありき」も同じ考えです。
日本はユーラシア大陸の極東の最後の端という、地政学的なロケーションから、全ての文化が「吹き溜まり的」なものなのです。
吹き溜まったもの、流れ込んだものを上手にアレンジをする。これが日本の文化の根源です。
日本人は応用アレンジの天才です。アレンジはオリジンを超えることが、しばしばあります。
日本に入って来た宗教は、太陽神、祖霊、神仏習合、仏教、ヒンズー教、神道、キリスト教とありますが、途中の中国大陸や朝鮮半島などで、これもやはり、その地その地での宗教が付加されています。
国家宗教などで、政治に利用された時代もありました。どこの国にもあることです。
一般的には民族神、個人神とありますが、結果的に日本人には個人祖霊しか残っていません。自分が今いる元を作ってくれた、自分の祖霊祖神。この神に祈り、感謝をすることが、今日的日本人のあり方だと考えます。
祖神に祈り感謝をする。「導き、守り、力、健康」を。
人は大きな意味で、自然から生まれ、自然に還る。これが摂理です。
そこには仏陀(ブッダ)が居ても居なくても、イエスが居ても居なくても、イザナミ、イザナギが居ても居なくても、それは個人の自由です。
雲南・昆明から日本まで、美しい東洋の端に残った花、椿の下で眠り、祖先に逢う。
美しい花を咲かせて、営みを続けている人にも逢う。美しい海、富士の見える島、大島。
そんなに高い金をかけずに。これが『花の木ガーデン』のあり方です。私たちは永久にこの『花の木ガーデン』を守り続けます。
2009年 晩秋
甲 斐 重 夫